突然の寒気と微熱が出たときに
真っ先に疑うのは風邪では
ないでしょうか?
しかし、実は寒気と微熱が
出たからといって風邪という
わけではないかも知れません。
今回は寒気と微熱について
どのような病気の可能性が
あるのか?
その対策などはどのように
すればよいのかということに
ついて解説を行っていきます!
寒気はなぜ起きる?
なぜ寒気が起きるのかという
ことについて解説を行っていきます。
ウイルスや細菌が人間の体に
侵入をしてくると、それらと
戦うために体温が上昇(発熱)
することになります。
体温が上昇することにより
どのようになるのかというと、
侵入したウイルスや細菌の
活性化は低下していきますが、
人間の免疫力は低下を
していきます。
人間の身体は発熱時に
体温を外部に逃さないために
血管を閉じます。
そして、体表面の血流を
低下させるのです。
このように、ウイルスや
細菌と戦うための生理機能により、
寒気が起きるのだとされています。
下記では寒気に関連をする
病気についての解説を
行っています。
→ 寒気と関節痛はあの病気の危険信号?対処法はたったの3つでOK!
→ 寒気に眠気はあの病気の前触れ?たった1分でわかる対策法伝授!
→ 寒気と頭痛は重大な病気のシグナル?絶対的4つの対策とは?
微熱って何?
微熱があるなどの微熱という
キーワードを使って話を
することもあるでしょうけど、
そもそも微熱とは?と具体的に
言えるでしょうか?
微熱とは一般的には37℃~38℃の
発熱のことを指しています。
ですが、体温には年齢や
活動量などの個人差や
日内変動(早朝が最も低い。
夕方が最も高い)もあるのだと
いうことを頭の隅にでも
おいておいてください。
人間の正常体温(深部体温)は
37℃前後だと言われています。
細胞の代謝を活発に行って、
尚且つ細胞が破壊をされない
適温が37℃前後というように
考えられています。
寒気がして微熱は風邪だけではない?
それでは寒気がして微熱の
場合には風邪以外にどのような
病気があるのでしょうか?
まずストレスが原因が考えられます。
心因的ストレスにより、
自律神経のバランスが崩れて
しまったことにより、体温が
上昇するということがあります。
大抵37℃台の微熱が
続いていき、全身倦怠期や
頭痛といった症状が
表れてきます。
感染による発熱とは異なっており、
病原体と闘うための物質
(炎症性サイトカインとプロスタ
グランディンE2)は関与を
しておらず、一般的な解熱剤が
通用しないというのが
特徴となっています。
次に更年期障害による寒気と頭痛です。
更年期障害は何なの?という
ことですが、卵巣機能の低下に
より女性ホルモンの一つである
エストロゲンの分泌が低下を
することにより起こる様々な
症状となります。
そのなかでも自律神経の失調は
体温調節バランスを乱していき、
温度に対する感覚の不調を
ホットフラッシュと呼ばれる
急な火照りや発汗はこうした
自律神経の失調症状の一つ
となっています。
更年期障害による寒気はこの
ホットフラッシュの反動、
表裏一体の現象として
起こるものであると
されています。
次に生理周期による変化です。
排卵後から次の生理までの
黄体期と呼ばれる期間は
黄体ホルモン(プロゲステロン)の
動きが活発になることにより
体温が上昇して微熱を
伴うことになります。
個人差があり、1℃以上あり、
生理前や生理中には寒気を
感じやすくもなります。
寒気がして微熱があるときの対処法は?
寒気がして微熱があると
きついですよね。
どのように対処をして
いけばよいのかあげていきます。
寒気がするというのは体を
温めてというサインです。
なので、体を温めるために
生姜蜂蜜入りの紅茶や
ホットミルクなどを飲んだり、
首元にタオルをまく、
足湯をする、衣類や布団を
厚くするといった方法により
対処します。
病院にいくほどでも、
市販の薬を飲むほどでもないと
思うのなら自分の治癒力に
より解決するほうがよい
でしょうね。
免疫力を高める方法としては
バナナやかぼちゃ、納豆などの
大豆製品やきのこ類、ヨーグルトなどの
摂取をするとよいです。
また、普段から適度な運動を
するということも重要な
ポイントになりますし、
快眠をすることも病気に
なりにくくします。
まとめ
今回は寒気と微熱について
解説を行っていきました。
普段から自分の体調管理を
行うということはとても
重要です。
仕事や学校、日常生活など
様々な場面で影響を及ぼします。
メカニズムの把握をしておいたり、
対処法を知っておくことにより、
普段から健康的に過ごすことが
出来ます。
今回の記事が参考に
なれば幸いです。
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