怖いよね。
命の危険を感じるし
実際色んな被害が各地で
出るもんね…
強さがあるけど今まで
どれだけ強い台風が日本に
来たのか気にならない?
ついて調べてみたから
まとめてみたよ!
台風とはそもそも何?
台風についてまず説明をします。
台風とは熱帯の海上で生まれた
低気圧のことを差します。
その熱帯低気圧のうち、最大風速
(10分間平均)がおよそ17m/s以上
のものを台風となります。
また、国際的な取り決めにより、
日本の台風とは異なり、最大風速
(1分間平均)が33m/s以上の
ものはタイフーンと呼ぶことと
なっています。
台風の仲間である大型の熱帯低気圧
は世界の様々なとこで発生をして
います。
これらはどこに存在をするのかに
より名前が変わり、強い(最大風速
33m/s以上)勢力をもった台風が
東経180度より東に進んだ場合は
ハリケーンとなります。
ちなみにサイクロンはインド洋、
南太平洋で発生をしたものと
なります。
また、最大風速が17m/s~25m/s
未満のものについてはトロピカル・
ストーム、25m/s~33m/s未満の
ものはシビア・トロピカル・
ストームとなります。
名前が違うんだね!
台風の大きさと強さとは?
台風は大きさと強さを組み合わせて
表現をしています。
大きさは強風域(風速15m/s以上の強い
風が吹いているか、地形の影響などが
ない場合に吹く可能性のある範囲)の
半径で表しています。
強さは最大風速で表します。
強さの階級をみていきます。
・強い 33m/s~44m/s未満
・非常に強い 44m/s~54m/s未満
・猛烈な 54m/s以上
次に大きさの階級になります。
・大型(大きい) 500km以上~
800km未満
・超大型(非常に強い) 800km以上
台風の強さランキング!
一位 第2室戸台風 925hPa 1961年
二位 伊勢湾台風 929hPa 1959年
三位 平成5年台風第13号 930hPa
1993年
四位 ルース台風 935hPa 1951年
五位 平成3年台風19号 1991年
昭和46年台風23号 1971年
昭和40年台風23号 1965年
昭和39年台風20号 1964年
昭和30年台風22号 1955年
昭和29年台風5号 1954年
五位は全て940hPaです。
一位となった日本史上最強台風の
第2室戸台風は1961年9月16日に
室戸岬に上陸をして大阪湾岸に
甚大な被害を与えました。
主な被害状況です。
・死者 194名
・行方不明者 8名
・負傷者 4972名
・住家全壊 15238棟
・住家半壊 46663棟
・床上浸水 123103棟
・床下浸水 261017棟
この第2室戸台風は日本の他にも
グアムにも被害を与えており、
日本上陸前の太平洋上では
中心気圧888hPaで最大風速は
100m/sを観測したのでした。
台風の最大瞬間風速ランキング!
hPa(ヘクトパスカル)は台風
そのものの強さになります。
強さは第2室戸台風が一位
でしたが、最大瞬間風速は
どうなのでしょうか?
一位 第2宮古島台風 85.3 1966年
二位 第2室戸台風 84.5 1961年
三位 平成27年台風21号 81.1 2015年
四位 第3宮古島台風 79.8 1968年
五位 昭和45年台風9号 78.9 1970年
六位 昭和40年台風23号 77.1 1965年
七位 枕崎台風 75.5 1945年
八位 平成15年台風14号 74.1 2003年
九位 昭和31年台風12号 73.6 1956年
十位 昭和39年台風20号 72.3 1964年
日本の台風史上最大の瞬間最大風速を
記録した第2宮古島台風は1966年
9月に宮古島に上陸をして、中心気圧
918hPa、最大風速65m/s、最大瞬間
風速85.3m/sを観測しました。
負傷者は41名、住家損壊7765棟、
浸水30棟の他にさとうきびの
70%以上が収穫不能となり、野菜や
果物は全滅するなど農作物にも
大きな被害をもたらすものと
なりました。
台風の大きさランキング!
台風の大きさは風速15m/s以上の
強風域の大きさを基に
ランキングにしています。
一位 平成9年台風13号 2350km
1997年
二位 昭和62年台風13号 1987年
平成2年台風12号 1990年
2250km
四位 平成9年台風25号 2200km
1997年
五位 平成7年台風12号 2150km
1995年
六位 昭和61年台風10号 1986年
平成2年台風23号 1990年
2050km
八位 平成8年台風9号 2000km
1996年
九位 昭和56年台風24号 1981年
平成13年台風4号
1950km
日本観測史上最大となる平成9年
台風第13号では風速15m/s以上の
強風域が直径2350kmを記録
しました。
北海道稚内市から沖縄県那覇市
までが直径約2500kmとなるので
その大きさは日本がほぼすっぽり
入ってしまうほどの大きさでした。
台風の発生数と上陸数や接近数は?
台風は一年の平均で26個ほど発生を
しており、そのうち平均で3個ほど
が日本に上陸をしています。
もちろん平均なので発生数や
上陸数が多いときもあれば
少ないときもあります。
また上陸をせずとも平均で
約11個の台風が日本から300km
以内に接近しています。
上陸する台風のみが被害を
もたらすということでは
ありません。
例えば、関東地方の南を通過する
台風は、上陸をしなくても関東地方
に暴風や大雨をもたらすことも
あるので、台風が近くにあると
いうのであれば、油断をせずに
対策をするようにしましょう。
ちなみに発生数が一番多い年は
1967年の39個で少ない年は
2010年の14個になります。
また、上陸個数最多は2004年の
10個で少ない年は2008年、2000年、
1986年、1984年の0個になります。
これもちなみにになりますが
上陸数が多い都道府県は鹿児島県の
41個で少ない都道府県は北海道の
6個となります。
違うんだね。
台風のコースとは?
冬や春先にかけて日本付近に
接近してくる台風はほとんど
ありません。
しかし、夏になると台風が発生
する緯度が高くなり、太平洋高気圧
のまわりをまわって日本に向かって
北上する台風が多くなります。
台風が日本本土に上陸するのは
多くが7月から9月となります。
7月や8月は太平洋高気圧の勢力が
強く、また、台風を流す上空の
風がま弱いために不安定な経路を
とることが多くなりますが、
9月以降になりますと南海上から
放物線を描くように日本付近を
通るようになります。
このため、日本に大きな災害を
もたらす台風の多くは9月が
多くなっています。
感じがするね。
まとめ
だったけどどうだった?
本当にとんでもない存在
なんだなってことを改めて
わかったよ。
怖いね…
学校や会社が休みになったからと
いって外出をする人もいる
みたいだけど本当に危険なもの
だということをわかって
安全なとこにいるように
しないとね。
これを知ったら尚更だね。
ことがあったら教えるね!
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